2009年8月15日土曜日

最近考えること

世の中いろんな人がいます。宗教も違えば人種も違います。でも人間って何千年経っても考え方はほとんど変わらないものですね。
ここのところ二千数百年近く前に書かれた呂欄を読むとホントに何も変わってないとおもいます。
ご存知の方もおいでかとおもいますが、中国統一前の秦の宰相だった呂不韋が作らせた書物で史記では呂氏春秋と書かれたりしてます。

おそらく今後何千年経っても人間の本質は変わらないでしょう。人間は自らを万物の霊長といいます。立場を変えて見つめると、これは傲慢な考え方です。何万年か何百万年かすると人間以上の生命が誕生するでしょう。
中国が自らを中華の国と言ってるのと同じ考えです。

人間は特に日本は謙虚でなければならにとおもいます。西洋式な考え方だと、謙虚は美徳ではないような思いがします。たとえばチョモランマに登頂すると、「山頂を征服」したと言います。これは人間は自然の一部ではなく特別な存在と言ってるようなものです。

東洋では天人合一といって人間も大自然の一部であり
「天の道を変ずることなく、地の利を絶つことなく、人の紀を乱すこと無かれ」

これが一番よくわかる言葉だとおもいます。日本を含めて世界中の人間が、今一度いろいろなことを考え直さなければいけない、(あるいは遅いかもしれませんが)その時期に来てるとおもいます。

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